生産者・ワイナリー紹介

PRODUCER&WINERY

シャンパーニュ ルナール・バルニエ

Champagne Renard Barnier

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シャンパーニュ ルナール・バルニエ

シャンパーニュ地方コート・デ・ブランの南端ヴェルテュから15kmほど南西のヴィルヴェナールを本拠とするドメーヌ。現在の当主は ブノワ・ルナールとシルヴァン・ブルネ。自社畑の面積は約 32ha。

ドメーヌの歴史

19世紀末にヴィルヴェナールに食料品店を経営していたガストン・ルナールはブドウ栽培家でもあった。当時、収穫したブドウはネゴシアンの言い値で買い取られていた。この状況を良しとしないガストンの意思は息子のマルセルに受け継がれ1940年代に自ら醸造したワインを近在の顧客へ販売を開始した。マルセルはオーブやベルテュに自社畑を拡大して現在のルナール・バルニエの基礎を作った。1970年代、32haの自社畑を所有し、ルナール・バルニエのブランドが立ち上げられた。2005年には醸造設備を近代化し、マルセルの孫のブノワ・ルナールとブノワの従弟のシルヴァン・ブルネの2人がドメーヌを共同経営している。

ドメーヌのワイン造り

ブノワとシルヴァンは伝統を重んじながらもワイン造りに於いては「ワインがもつリズム」と「テロワー ルの多様性」を尊重することに力を入れている。ブドウの栽培はリュット・レゾネを実施し、シャンパーニュ造りでは瓶内熟成3年以下での出荷は行っていない。
近代的な醸造設備、合理化できる部分に機械を導入する一方、収穫を始め手作業の重要性を認識し実践している。

所有畑:
全32ha ヴィルヴェナール 12ha( ムニエ、シャルドネ、ピノ・ノワール)、コート・デ・バー 9ha(ピノ・ノワール) 、コート・ド・セザンヌ 7.5ha(シャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエ)、コート・デ・ブラン ヴェルテュ 3.5ha(シャルドネ)