生産者・ワイナリー紹介

PRODUCER&WINERY

シャトー シッフル・メルル

Chateau Siffle Merle

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シャトー シッフル・メルル

シャトー シッフル・メルルはフランス・ボルドー地方、ジロンド川右岸のプルミエ・コート・ド・ブライに1933年8ヘクタールの自社葡萄園を持つワイナリーとしてスタートした。
創業者アンリ・リュック・フランバルの義理の息子ジェム・コーが1957年にこの葡萄園を引き継いで以降、コー家の所有となる。 現在はジェムの孫であるフランク・コーと妻のシルヴィーがシャトーを運営している。
トレードマークに使われている鳥はメルルと呼ばれ、黒鶫(くろつぐみ)を意味する。

石灰粘土質土壌

シャトー シッフル・メルルは1992年にシャトー ラ・ヴァラデと2002年に奥さんのシルヴィーの実家が所有していたシャトー プレ・デュ・ボワを獲得し、プルミエ・コート・ド・ブライとボルドーACに合わせて25ヘクタールを所有するワイナリーに成長した。

畑は主に石灰粘土質土壌で南向きの斜面に位置している。この地区はジロンド川によって運ばれた石灰粘土の沖積層で構成され一般的にメルロー種の栽培に好適な地域とされるがシッフル・メルルでも赤ワインの75%がメルロー種で占められている。粘土と砂利の畑にはソーヴィニヨン・ブラン種が栽培され、白葡萄全体の65%はこの品種、果実味のあるフレッシュな味わいを上手くワインに表現している。

葡萄の木の平均樹齢30年、密植度はヘクタール当たり4800本。葡萄の木の除葉作業やグリーンハーベストを入念に行い葡萄の熟度を向上させている。
収穫は機械収穫を行う。収穫機を導入することにより、これまで1ヶ月を要した収穫が10日間でできるようになった。そのため葡萄の収穫は最高の熟度で一気に摘み取れることができるようになった。

シャトー シッフル・メルルの味わい

コンクリート製のタンクで畑ごとに分けられて発酵・熟成を実施。赤ワインはアルコール発酵期間にポンピングオーバーで醸しを行いより深い色合と味わいをワインに与えている。
舌の肥えたボルドーの愛好家に好まれるシャトー シッフル・メルル。ワイン全体の85%以上をワイナリーで直接、常連客に販売している。目利き、しかも価格と品質のバランスに敏感な地元の顧客に愛され続けるワイン、それがシャトー シッフル・メルルのワイン。